診療内容

リハビリテーション科

当院で行うリハビリテーションには、国家資格を有する理学療法士がマンツーマンで行う運動器リハビリテーションと、機械を用いた物理療法があります。どちらも医師の診察と処方が必要となりますので、ご希望の方は医師へ相談ください。

運動器リハビリテーション

国家資格を有する理学療法士が、患者様の個別の症状に合わせて、マンツーマンでリハビリを行います。捻挫や骨折などのケガだけでなく、腰痛・膝痛など慢性的な痛みに対しても積極的にリハビリを実施しています。

痛みは長年の姿勢や動作の癖によって引き起こされることも多くあります。そのため、当院では痛みのある部分に対する治療だけでなく、痛みを起こしている原因を探り、全身のバランスを整えることで症状の改善を図っていきます。

また、症状が改善した後は再発の予防のため、ご自宅で出来るストレッチや筋力トレーニングの方法をお伝えします。スポーツをされている方に対しては、障害予防やパフォーマンス向上のために必要に応じてフォームチェックも行っています。

運動器リハビリテーションは、完全予約制となっております。予約・変更の際などはご連絡いただきますようお願いいたします。

運動器リハビリテーション開始の流れ

  1. 医師の診察にて運動器リハビリテーションが処方されます。
  2. 運動器リハビリテーションについて説明し、予約を取ります(予約は後日になることもございます)。
  3. 予約当日は予約時間の10分ほど前までにご来院ください。
  4. 予約時間になりましたら担当の理学療法士がお呼びいたしますので、待合室にてお待ちください(なお、開始時間は前の患者様の治療により多少前後することもございますので、ご了承ください)。
  5. 運動器リハビリテーションを実施します(20〜40分程度)。理学療法士がお身体の状態や症状が出る場面を評価し治療していきます。また併せてホームエクササイズ(ご自宅でできる運動や体操)の指導も行います。
  6. 必要に応じて次回予約を取っていただき、状態の再評価、ホームエクササイズの確認を行います。患者様の目標達成を目指し介入していきます(予約の頻度は1〜2週間後ですが、症状に応じて対応いたします)。

運動器リハビリ適応例

頸椎症性神経根症、肩関節周囲炎(五十肩)、テニス肘、根性坐骨神経症、腰部脊柱管狭窄症、側弯症、変形性関節症、膝内障、人工関節手術後、足関節靭帯損傷、筋・腱損傷、骨折後、スポーツ疾患など
※他疾患の患者様も治療を実施しておりますので、ご希望の方は医師へご相談ください。
※脳梗塞などの脳血管疾患は、運動器の痛みなどの障害を伴う場合に対応しております。

物理療法

当院では超音波、レーザー、マイクロ波、低周波、頸椎・腰椎牽引、ホットパック、メドマーを使用しております。患者様の症状に適応した機械を用いて症状の改善を図っていきます。

運動器リハビリテーションと物理療法を併せて行うことで更に効果が期待されます。物理療法のみを行う場合には予約は不要です。ご興味のある方は主治医へご相談ください。なお、患者様のお身体の状態によっては使用できない機械もあります(ペースメーカーの使用や心疾患、皮膚疾患、体内に金属挿入があるなど)。該当する方はリハビリテーション科のスタッフにお声がけください。

 

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